【肥料】野菜に点滴?看護師ママが実践する「失敗しない追肥」のタイミングと栄養管理術

親子で家庭菜園のプランターに肥料や水やりをしている ナース流・菜園管理術

こんにちは、看護師ママのkanayanです。家庭菜園を始めて数週間、芽が出てくると次に迷うのが「肥料(栄養)」をいつ、どれくらいあげるか?という問題ではないでしょうか。

私も最初は「とりあえず毎日あげれば早く育つかな?」なんて思っていました。でも、それは大きな間違い。人間と同じで、栄養のあげすぎは「過栄養」でメタボ状態になり、逆に体調を崩して病気や害虫を呼び寄せる原因になります。今回は、100均肥料を賢く使って、忙しい看護師ママでも失敗しない「野菜の栄養管理術」を徹底解説します。

成長したラディッシュイメージ図

筆者
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元気な野菜には特有の「ツヤ」があります。この顔色の良さを維持するのが目標です。

1. 野菜の肥料は「患者さんの点滴」と同じ考え方

看護師として働いていると、患者さんの状態に合わせて点滴の内容や速度が変わるのを日々目にしますよね。実は、野菜の肥料も全く同じ「アセスメント(客観的評価)」で解決できます。まずは基本となる2つの用語を、ナース風に解釈してみましょう。

① 元肥(もとごえ)=入院時のベース液

植え付け時にあらかじめ土に混ぜておく栄養です。いわば、入院時にまず開始するメインの点滴。最近の100均の土には最初から栄養が含まれていることが多いので、種まき直後は「何も足さない」のが鉄則です。ここでの「足しすぎ」は、過負荷をかけるようなもの。まずは土の力を信じましょう。

※土の準備については、こちらの記事で詳しく解説しています。
内部リンク:ナースの環境整備術

② 追肥(ついひ)=状態に合わせたサイド注入

野菜が成長し、土の栄養を使い切った時に追加する栄養です。これが今回のメインテーマ。あげるタイミングを間違えると、野菜は一気に「栄養不足のような状態」か「肥料焼け(※一般的に、濃い肥料が原因で根が傷む状態のこと)」に陥ります。

2. 100均で見つけた、私の「処方薬(肥料)」比較

ダイソーに行くと肥料の種類が多くて迷いますが、ナース視点で「即効性」と「持続性」の2つに絞って選びましょう。高価なブランド肥料でなくても、成分を理解すれば100均で十分です。

ダイソーの肥料  画像出典:筆者

筆者
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左が液体(即効性)、右が粒状(持続性)。私はこの2つを「症状」で使い分けます。

  • 液体肥料(即効性): 水で薄めて使うタイプ。吸収が非常に早く、弱った時や収穫前のブーストに使う「急速輸液」の役割です。
  • 粒状肥料(持続性): 土の上にパラパラと置くだけ。2〜3週間かけてじわじわ効き続ける「持続点滴」タイプ。夜勤続きで細かく世話ができない時に重宝します。

ダイソーの園芸コーナーは、実は宝の山。スターターセットについてはこちらをチェックしてみてください。
内部リンク:100均・便利グッズ

3. 【実践】追肥のタイミングを決める3つの「バイタルサイン」

カレンダー通りに肥料をあげる必要はありません。毎朝1分、野菜の「顔色(アセスメント)」を確認しましょう。肥料を投与すべきサインは以下の3つです。

  • サイン①:葉の色が薄くなり、全体的に黄色っぽい
    これは窒素(チッソ)不足の典型。血液中のヘモグロビンが足りず、貧血を起こしているような状態です。このサインが出たら、すぐに「液体肥料」で即効性の栄養を投与します。
  • サイン②:新しい葉が出てこない(生長停止)
    代謝が落ちています。土の栄養を使い果たし、生命維持モードに入っている可能性が高いので、肥料を足してエネルギーを補充しましょう。
  • サイン③:下の古い葉から枯れてきた
    植物は限られた栄養を「脳(新しい芽)」に優先的に送るため、末梢(下の葉)を切り捨てようとします。末梢が枯れ始めたら、かなり栄養が逼迫している証拠です。

4. 失敗しないための「投与」の注意点

良かれと思って肥料を根元にドバッとかけるのは、血管外漏出と同じくらい危険です。強い栄養(塩分濃度が高いもの)が直接根に触れると、浸透圧の関係で根の水分が奪われ、逆に枯れてしまいます。これを「肥料焼け」と呼びます。

肥料をあげる位置 画像出典:筆者

筆者
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根っこを避け、プランターの「縁」に沿ってあげるのが安全な投与方法です。

5. 専門的な肥料の知識(外部リンク紹介)

もっと詳しく肥料の三要素(窒素・リン酸・カリ)について知りたい方は、公的な情報を参照するのもおすすめです。看護の世界でもエビデンスが大事なように、農の世界でも正しい知識が成功の鍵です。

6. まとめ:観察が一番の栄養になる

看護の現場でも「観察に始まり観察に終わる」と言いますが、家庭菜園も全く同じでした。高価なシステムを導入するよりも、毎朝1分プランターを覗き、野菜たちの「SOS」に気づいてあげることが一番の収穫への近道です。そんな小さなアセスメントを繰り返すことが、仕事や家事で忙しい私にとって、心の「リフレッシュ」にもなっています。

※本記事の内容は、筆者個人の家庭菜園経験をもとにした考え方の紹介であり、特定の効果や結果を保証するものではありません。

参考記事

 

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